毎日乗っていれば毎年交換したいタイヤとチューブ。
週末しか乗らない愛車のクロスバイクは4年も放ったらかし。乗り足りないのか、ひどくすり減った感じではなさそうですが、ゴムは劣化しますので、さすがに限界ですね。
夏は暑いので、涼しくなった頃を見計らっての交換を決意。
初めての交換でしたが、思っていたよりも簡単に出来ましたよ。
少しでも参考になれば嬉しいです。
クロスバイクのタイヤ交換の時期
まだ乗れる。
もうそろそろかな。
Chain Reaction Cyclesが分かりやすい画像を提供してくれました。
クロスバイクのタイヤとチューブとリムテープを交換
交換時に用意しておくもの
Schwalbe Marathon ツーリングタイヤ(GreenGuard)
パンクに強いことで有名な、高品質ツーリングタイヤです。 今回以下のように徹底的な見直しが行われました。
GreenGuard 弾性に優れたインド製ゴム層の厚さは 3mm です。 他のメーカーはこうしたタイヤを “Plus” と呼びます。 Green は色だけでなく、方針も示しています。つまり、GreenGuard の 1/3 は、再生ラテックス製品で作られています。
耐久性 サイドウォールの構造が一新され、不十分な空気圧による過負荷から生じる典型的な亀裂に対して、より長く耐性を発揮します。 また、最新 Endurance コンパウンドにより、耐久性を大幅に向上しています。
電動アシストバイク対応 最新 Marathon は、あらゆるタイプの電動アシストバイクで使用できるようデザインされています。 以下のサイズには ECE75 マークが付いており、最大時速 50km の高速電動アシストバイクに対応します。
色:ブラック/反射
サイズ:ワイヤービード
ホイールサイズ :700c
幅 :32c

センチュリオンは標準32Cのタイヤなので、今回も32Cを選択。
パンクし辛く、路面の抵抗の大きすぎないので、片道20Km前後であればバランスの良い太さです。
クロスバイクのタイヤ交換をやってみよう
700×32Cの32Cとは、タイヤの太さの事なので、直径32㎜のタイヤという事になります。
700×28Cであれば、28㎜の太さですね。
32Cのタイヤは走行に安定感があり、パンクもしにくいバランスのいい太さです。
700×~~であれば、24Cでも38Cの太さでもホイールに入ります。中のチューブもタイヤに適応したサイズのものにしてくださいね。
ママチャリのタイヤの太さは?
→26 ×1 3/8と書いてあったら34.9㎜です。
(26インチのタイヤサイズ×34.9㎜のタイヤ幅)
計算式:2.54cm(1インチ) ×1.375(1+3/8(0.375))
前輪の交換
TIOGA シティ スリッカー 700×32C をホイールから外します。

ブーツと呼ばれる中央の黒いゴムをずらします。

ブレーキワイヤーをユニットから上に引っ張って溝から外します。

クイックレリーズレバーを起こして、固定を解除します。

このまま引き抜けばタイヤが外れます。

空気を全て抜いて、ホイール側についているバルブナットを外します。

中のチューブに気をつけてタイヤレバーを突っ込み、ビードと呼ばれる硬い部分を外していきます。

もう一本のタイヤレバーも使ってビードを外していきます。

タイヤとチューブを外した状態です。赤いリムテープも外します。
AREXRIMS リムテープ
サイズ
18mm

リムテープはくっつくテープではなく、輪っかになっています。
ホイールにはスポークを留めておく為の穴が開いていますので、ここにチューブが入り込んでパンクしない様にリムテープを付けます。
老化して切れてしまったりするとパンクしてしまいますので、タイヤ交換の際には一緒に交換しましょう。

シュワルベ FB 18-622(700C用18mm幅)
付いていた同じサイズのリムテープです。



輪っかになっていますので、ホイールにはめます。
バルブの箇所だけ穴が開いていますので、ここに合わせます。
5mmアーレンキーを突っ込んでおくと穴位置がずれません。

新しいチューブに少しだけ空気を入れて、タイヤに被せちゃいます。

タイヤの向きを確認します
←のマークが書いてありますので、矢印の方向にタイヤが転がる様にセットします。

バルブを先にバルブ穴に入れます。

ここ注意です。
タイヤがチューブを噛んでいない事を確認してください。
このバルブの箇所が噛みやすいので、チューブを浮かして先にタイヤをはめこみます。

他の箇所もチューブが噛んでいないことを確認しつつ、ビードを入れ込んでいきます。


最後はとてつもなく硬かったので、タイヤレバーを使って入れ込みました。
中のチューブをはさまない様に気をつけてください。
全部入ったら、チューブを噛んでいないか全体を確認してください。

クイックレリーズを挿し込み、レバーで固定します。
ブレーキワイヤーを元に戻して完成です。

後輪の交換
後輪にはギヤが付いていますが、意外と簡単です。
前輪と同じ様にブレーキを外します。



ガイドプーリーと呼ばれるこの箇所を、くいっと持ち上げます。
チェーンが緩みますので、そのまま外します。
その前に、どの様にチェーンが掛かっているか良く見ておきましょう。
付ける時に分からなくならない為に、写真を撮っておきましょう。

あとは前輪と同じです。
この時、スプロケットというギヤがむき出しになりますので、ついでに清掃しておきましょう。
ウエスやタオル等でスリスリすれば綺麗になります。

タイヤチューブを噛んでいない事を確認してください。



今回使ったチューブはこれ。
Panaracer サイクルチューブ
リム形式:W/O
700×31~34C/27×1 1/4
仏式ロングバルブ(48mm)


Panaracer パナレーサー サイクルチューブ 700×31-34C W/O 仏式バルブ 自転車 チューブ 700C
お店で交換してもらうといくらかかるのか。
あさひ、イトーヨーカドー、イオンバイク、カインズ、D2、ドンキ等でも交換はしてもらえますが、工賃とパーツ代はそれなりにかかります。
以下、前後輪合わせたおおよその工賃とパーツ代です。
タイヤ交換→3,000円前後+タイヤ代(1本3,000円前後) =9,000円前後
チューブ交換→2,500円前後+チューブ代(1本1,000円前後) =4,500円前後
自分で交換すれば1回5,500円は節約できます。
お店に持っていく手間を考えたら、駄目になる前に定期的に自分で交換しましょう。
まとめ
初心者でも1時間もあれば交換できます。
これで雨の日もスリップし難くなり一安心です。
交換しなきゃと思いながらもなかなか決断できませんでしたが、交換自体楽しかったですし、愛車も新車時より軽快に走れる様になりました。
必要なものが揃ったら、是非タイヤ交換にチャレンジしてみてください。

夏休みはビデオ三昧だな!
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\今回交換したタイヤ・チューブ・リムテープです/
Chain Reaction CyclesとWiggleが安い
日本ではありえない値段で買うことが出来ますので要チェックです!
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