
ここでは、シマノVブレーキシューの交換手順とゴムの選び方を詳しく解説します!
ブレーキの利きが悪くなったと感じる様になったら、ブレーキゴムを見てみましょう。
ゴムの部分が山になっていますが、溝の隙間がなくなっていたら既に替え時を通り越しています。
ブレーキは使えば使うほどすり減っていき、握る幅も広がってきます。
毎日通勤通学で乗っているのであれば、1年に1度は交換しましょう。
ペアで900円程で購入可能で、前輪・後輪共用です。
今回は、シマノのカートリッジ式(交換式)Vブレーキシューのゴム交換をやってみました。
シマノ DEORE BR-T610 のゴムは M70CT4 S70C どちらにするか

晴れしか乗らないか雨でも乗るかで2種類から選択可能です!
どちらも様々なカートリッジに対応しているので安心です。
シマノ公式HPには、ブレーキシューの本体はBR-T610しか載っていないので、今度種類は絞られていくのでしょうか。
M70CT4(Severe)
ウェットコンディション時にブレーキ性能を最大限に発揮出来るM70CT4。
どちらかといえば、全天候型です。
・キーキーと音鳴りがしにくい

1個買うと1ペア入っているので、2個買えば前後取り付けられます。
✅ブレーキシュー1ペア(2個入り)
✅固定ピン×2本

S70C
カートリッジを購入した時に最初から付いているのは、ドライコンディション向けのS70Cという型番です。
・その後は晴れている時でもキーキー音が出やすくなる。

どちらも使用可能だが、全天候型のM70CT4がおすすめ!
前輪×2、後輪×2必要になりますので、ふたつ購入。
ひとつ900円ほどです。
シマノ DEORE BR-T610 のゴム交換方法
所要時間10分
見難いですが、4年交換していない状態です。
ブレーキを強く握らないと止まらなくなってますので、見た目以上に擦り減っています。

タイヤもブレーキシューも本体から外さずに交換可能
後輪のゴム交換をします。
インナーリードという、ブレーキワイヤーの入ったシルバーの線を、ユニットという黒い箱から引っ張り出すと、両ブレーキがぷらぷらの状態になります。








反対側も同様です。


前輪も同様の手順で交換できます。
さいごに
ブレーキは命に関わる大事な箇所です。
あまり乗っていなくてもゴムは劣化するので、年に一度は点検・交換しましょう。
元々付いていた S70C でも問題ありませんでしたが、雨が降っても自転車に乗る方は、晴雨共にバランスのとれたブレーキの効きが実感できる、 M70CT4 の選択が妥当です。
簡単で安く交換できるので、年イチで色々なゴムに挑戦してみるのも楽しみになります。

効きの違いが分かれば、もう自転車ツウですな!
今回交換したゴムです。
シマノ M70CT4カートリッジタイプブレーキシュー シビアコンディション用 BR-T610対応 Y8A298060
晴れた日用
シマノ S70C ドライコンディション用ブレーキシューBR-T610他適応 Y8A298030
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